2025/10/02 18:16


【思わずさわりたくなる肌触り】

私が一番大切にしているのは「手に馴染むこと」

手に馴染む器のラインや、しっとりとした釉薬の肌触りにこだわっています

ぬくもりのある白色の陶土と、きめ細やかな磁器土を掛け合わせた半磁器土を使い分け、つややかな透明釉薬で仕上げました

思わずなでたくなる、ぎゅっと抱っこしたくなる…そんな肌触りを目指しています


こだわりは裏に…‼︎


【陶器のぬいぐるみ】
犬やねこをモチーフに、心と日常にそっと寄り添う、まるで「ぬいぐるみ」な器を目指しています

足の裏の肉球、おしりの小さな穴、愛らしい瞳まで、すべてていねいに造形で表現しました

ころんと丸いフォルムが手にすっぽり馴染みます

ずっと前から住んでいたかのような存在感で、食卓に安心と癒しを届けてくれるはずです



貫入(かんにゅう)の味わいある作品


【個性について】
少しずつ違って、少しずつ愛おしい
その想いから一匹一匹、手作業で制作しています

そうすることで、思わず笑顔になってしまうような、やさしい表情の子が育っていきます

大きさ・重さ・ゆがみやかすれなども、それぞれの子だけが持つ「個性」として大切にしています

世界にひとつだけの存在として、楽しんでいただけるとうれしいです



目止め(めどめ)液に入る花器


【目止め(めどめ)について】
すべての作品には「食器用の目止め剤」を施し、水分や汚れが染み込みにくいよう仕上げています

ただ、永久的なものではありませんので、汚れが気になりはじめたら再度「目止め」をしていただくことで、より長く美しくお使いいただけます
気になる汚れには、食器用漂白剤をご利用下さい

▷ ご家庭でできる目止め方法

①お鍋に布巾を敷き、その上に器を置く
②器が浸るまでお米の研ぎ汁を注ぐ
③沸騰しない程度の弱火で20〜30分煮る
④火を止めたら、お鍋ごと冷まし洗って乾燥させる

少し手間はかかりますが、その分器との時間も深まり、より長く寄り添ってくれる存在になります